白内障の日帰り手術ついて
白内障手術の目的は、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを埋め込むことです。水晶体の取り除き方は、約3mmの創(きず)から超音波の力で水晶体を吸い出す(超音波水晶体摘出術)という方法が多く行われております。
当院では日帰りで行われますが、全身疾患を持っている患者さんや目の状態によっては、入院での手術の方がより安全な場合もあります。(一概にはいえませんので、主治医とよく相談する必要があります。)その場合は、責任を持って関連施設への紹介をします。
手術は局所麻酔で行われ、手術中は痛みをほとんど感じませんが、器具などが触るような感覚はあります。手術時間はおよそ15~30分程度ですが、手術が難しい例などでは、それより時間がかかることもあります。また、手術中は顕微鏡の光がまぶしく感じられますが、目を動かすと危険なので指示された方を向くことが大切です。
費用について
手術代は1万7000 円(1割負担) ~ 5万円(3割負担) 程度です。